『17世紀はオランダの世紀』

前回の記事から言ってますね(笑)

実はこれ、高校生の時に予備校の先生に叩き込まれたフレーズなんです。

オランダが海洋国家に上り詰めたのは、スペイン、イギリスなどの大国に対抗するための仕組み作りが上手く機能したからなんです。

**当時危険であった航海におけるリスク分散の仕組みを整えた。**

当時の航海は、まさに命がけのリスクと隣り合わせ。

船が難破してしまえば、乗員の命、船に注ぎ込んだ多額の資金をすべて失う…

一方で、東南アジアで香辛料を安く買い付け、ヨーロッパに戻ってくれば非常に高く売れるわけです。

一攫千金のチャンスですが、リスクも非常に高い。

ハイリスクハイリターンのこの試みに挑むためにオランダ商人たちは考えました。

「みんなでお金を出し合ってリスクを分散し、潤沢な資金で荒波にも耐えうる頑強な船を作ろう!!」

そうして誕生したのが、

世界初の株式会社**「オランダ東インド会社(通称VOC)」**です。

VOC 船の積み荷

当時、東南アジア・モルッカ諸島の香辛料貿易はポルトガルやスペインなどが握っていましたが、資金力を結集したオランダ東インド会社は、彼らを追い出す勢いで市場を支配していきました。

バイーアの占領

こちらの絵は中南米のポルトガル植民地をオランダが占領する様子を描いています。

オランダ植民地占領

国内ではなく、植民地の取り扱い、覇権争いです。。

次の写真はコショウです。

胡椒

当時、コショウは非常に高価だったそうで「黒いダイヤモンド」「黒い金」と呼ばれたとか😯

こちらの写真が何かわかりますか??

細長いものはシナモンです。

右側の黒いのはクローブ(丁子)です。

こういった香辛料は料理を美味しくすることもありますが、

肉の防腐剤や薬としても本当に貴重だったそうです。

こちらの写真をご覧ください。

コーヒー豆 生豆 オランダ東インド会社取引

右側に映っている豆。

そうです!コーヒー豆!

オランダはインドネシアを植民地化し、コーヒー豆のプランテーション栽培していたため、こちらでも莫大な富を築いていきました。

意外かもしれませんが、この当時のオランダは台湾(ゼーランディア城)も植民地化しています。

恐るべし、ダッチパワーですよね...!

それもこれも、オランダ東インド会社という株式会社の設立

つまり、株を買って会社とチャレンジを支える仕組みがなければオランダが海洋帝国に成り上がることはなかったかもしれません。

日本でも、今でこそNISAが普及してきたけど、株と聞くとどこかギャンブルのようなあまり良いイメージを持たれなかったのではないでしょうか。

もちろん自分の利益のために株を購入するのだが、その成り立ちを考えると、自分が愛用してる製品を作る企業、将来性のある企業などが成果を上げられるように応援する。

その応援の形が株になるという考えがあれば、株に対するイメージも変わり、国内の企業も成長していくのかもしれませんね!

そんなことを、歴史を学びながら考えさせられた時間でした。

オランダ国立海洋博物館

オランダの海運と貿易の歴史が詰まった魅力たっぷりの博物館です。

ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか!

*こちらもアイアムステルダムカード使えます

それでは今回はこのへんで~

チャオチャオ~👋

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「元社会科教師が、教科書では伝わりきらない現地の空気感や歴史の裏側を深掘りしています。他の旅の記録も読んでみませんか?」