光の魔術師 レンブラントのあの絵が展示!! ~アムステルダム国立美術館美術館~
Ola!
こんにちは!
いきなりですが、この絵を見たことありますか?

レンブラントの「夜警」という絵です。
資料集にでっかく載っていたので見たことがある人も多いと思います。
今回はアムステルダム国立美術館で絶対に抑えておきたい絵をご紹介します。
前回の記事に出てきた「アイアムステルダムカード」で入場できるアムステルダム国立美術館!
大きくて目立つ建物なのですぐにわかると思います。
先ほどの「夜警」、キャンバスのサイズがめちゃくちゃでかいです。
教室の壁一面くらいあります😯
この絵の特筆すべき点は「光と影の対比」、そして「動きのある絵」
ということができます。
中心の二人の人物、この二人が隊長と副隊長なのですが、
この二人にまるでスポットライトがあたっているかのような構図になっています。
当時の集団肖像画は一人ひとりをしっかり描き切ることが主流だったそう。
しかしレンブラントは絵の中の登場人物にも光と影、明暗をはっきり意識させ、見る人の視線をスポットに誘導する描き方をしていました。
そして肖像画というと、じっとしている静止画をイメージしますが、
この絵は映像の中のワンシーンを切り取ったような動きを感じます。
左側の男性がマスケット銃に弾を込めていそうな感じや、右下の犬が吠えているようにも見えます。
このような描き方は当時では先駆的だったようです。
本物は修復中でした、

また、絵の中でひときわ光を集めている少女がいます。
この少女は諸説ありますが、実在した人物ではなく身につけている物から
自警団の象徴的なマスコットとして描かれたと言われています。
見る人の視線を奥に持っていく役割を果たしているともいわれいます。
そしてこちらの作品。

レンブラント「布地組合の見本鑑査官」
こちらも集団肖像画ですね。でもなんか、こっち向いてる(笑)
この絵の凄さは、見ている私たちと作品の中が繋がっているように感じさせることです。
布の品評会でもしているのでしょうか。
みんなこちらを向いているようです。
布の品質を確かめていたところに、誰かが部屋のドアをあけたところ、みんなこっちの方を向いているのです。視線は微妙に違いますが、(笑)
そのドアを開けた誰かが見ているあなたなのです。
なんか見られてるなぁと思ったら、自分がドアを開けた人という作品に取り込まれたみたいですね(笑)
明暗、光と影を使い視る人の視点を操るレンブラントは「光と魔術師」と呼ばれていました。
そして有名なこちらの作品も見逃せません。
フェルメール「牛乳を注ぐ女」

ぜひ近くで見てみてください。
細かい点がいくつもあるように見えるはずです。
この技法をポワンティエ技法というらしいです。
この点によってフェルメール特有のつややかな光の演出が可能になるのだそうです。
レンブラントは光と影、明暗でより明るさを出していたのに対して、
フェルメールはまた違う技法で光を生み出していたのですね!
素人でも作品をたくさん見ていくと、画家の特徴をつかめてくると思います(笑)
ちなみにフェルメールの代表作「真珠の耳飾りの少女」はハーグ市内のマウリッツハイス美術館にあります。(今後、ご紹介予定)
今回はアムステルダム国立美術館で外せない作品をご紹介しました!
資料集で観ていた絵が目の前にどデカく現れる。
そんな体験も旅ならではですよね!
写真や映像で見えるものでも、実物をと対峙したときのスケール感は行ってみないと分からないものですし、フェルメールの作品もしっかり近くでみることで気づく点があることを学びました!
次回もアムステルダムのスポットについてご紹介しますのでお楽しみに~😁😁
それではチャオチャオ👋
「元社会科教師が、教科書では伝わりきらない現地の空気感や歴史の裏側を深掘りしています。他の旅の記録も読んでみませんか?」

