Hola~ こんにちは!
前回はロンドンの衛兵交代式をご紹介しました。
衛兵交代式はバッキンガム宮殿で催されます。
今回はウェストミンスター寺院をご紹介しますね。
ロンドンの中心部には歴史的建造物や行政機関、公園が密集しているため、
近くの観光スポットまで歩いていくことができます。
バッキンガム宮殿から歩いて15分ほどでウェストミンスター寺院、そしてビッグベンと見て回ることができます。
私が行ったときは開いてませんでしたが、
30ポンド(約5,000~6,000円)ほどで中に入れるそうです。

イギリス歴代国王の戴冠式が行われる、格式高い寺院です。
寺院と訳されていますが、正確には修道院だそうです。
いきなりですが、問題です!!
イギリスの宗教って何でしょう??
教会があるんだから、キリスト教でしょ?って思った方。
おおむね正解です。
キリスト教にもカトリックとプロテスタントがあって、
プロテスタントの方でしょ?って思った方。
ほぼ正解です。
答えは「イギリス国教」です。
他のキリスト教と何が違うの?ってところがポイントですが、
簡単に言うと、イギリス国王が最高統治者という位置づけになります。
カトリックの最高指導者がローマ教皇であるように、
イギリス国教会はイギリス国王なのです。
イギリス国教会の成り立ちは意外に面白いストーリーが...
イギリスも元々はカトリックの国でした。
そのため、ウェストミンスター寺院もカトリックの修道院でしたし、
イギリス国王もローマ教皇の庇護のもとで国を治めていました。
ところが、時のイギリス国王ヘンリー8世が
ローマ教皇と揉め事を起こすことになります。
原因は「離婚問題」
ローマカトリックは基本的に離婚を認めません。
ヘンリー8世は当時の妻、キャサリンとの間に後継ぎになる男の子が生まれず、離婚をしたがっていました。
その離婚を認めない教皇との間に亀裂が生まれ、、
結局、ヘンリー8世はキャサリンと離婚し、イギリス国教会を自分でつくったのです。
ちなみに再婚した奥さんとの間に生まれた子がエリザベス1世です。
結局男の子は生まれませんでした。
離婚問題から、宗教の最高指導者に自分がなるっていう発想がすごいですね!
それからイギリスはローマカトリックではなく、
イギリス国教会が国の正式な宗教になりました。
そのためイギリス王室に関わる結婚式、葬儀、戴冠式など様々な行事が
ウェストミンスター寺院はじめ、この先ご紹介するセントポール大聖堂などの宗教施設で行われたりするんですね。
是非、ウェストミンスター寺院の中に入れた方は、カトリック教会との違いを探してみてください。
他のゴシック様式の教会との違いを見つけることができるかもしれません。
カトリック教会の特徴として、
聖母マリア像やイエス・キリスト像、または宗教画などありますが、
イギリス国教会の建造物の中はどんなものがあるのでしょうか?
こういった歴史背景を知ったうえで観光をすると一段と楽しさが増すのではないでしょうか😊
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!
次回はビッグベンとそれに関わる歴史をご紹介!
それではまた!チャオチャオ👋
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